炎を中核として機能する都市に、炎人形のクルシエは暮らしていた。いつかは母なる炎とひとつに――それこそが人形たちの願い。しかし黒い瞳に黒い髪、燃えかすのような少年が、彼女たちの世界を塗り替える。
「ならば私たちは、みな、あのとき燃え尽きてしまえばよかった」
人と人形、崩壊へと臨む都市の物語。
燃えかすに空を灯して
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